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魔法の言葉




先週のサッカー合宿から早一週間。
元気よく転んで生傷を負いました。。
いまだに治っていません。泣

年を重ねるごとに再生速度の鈍化を感じています。
どうも道上です。


気がつけばすっかり秋の入り口です。
食欲の秋
運動の秋
読書の秋。

今年は仕事の秋でいきたいと思っています。


さて、そんな今日のお仕事ですが、おなじみの毎週火曜日
センター南では、COT(慶應コーディネーショントレーニング)
書道、そしてピアノです。

書道やピアノは春から始めた一年生の進歩を見れるのがとても楽しみで、
COTには将来に繋がる効果を期待しています。


COTには主として慶應の方とマサ先生、淳先生
ピアノと書道には専門の先生。

じゃあ僕は??

最近はめっきり送迎担当なのです。
しかし、この送迎がなかなか奥深いのです。

帰りや学校送迎と比べ少人数のため、子ども達と1対1になることも少なくありません。
言うならば、車という個室で子ども1対1、個人面談みたいな感じです。

みんなの前じゃ言わないことも内緒で教えてくれたり、
内緒でお願いしてきたり。

おもしろかったのは


「僕のおやつのチョコレートを一個多くして欲しい。だって塾の勉強でエネルギー使うから・・」とか
塾の前におやつなのに意味なくねーか??と思いました。そして残念ながら増えていません。笑

「1242が聞きたい」
と言うラジオの局番指定をするハードコアの子どももいました。
日本放送といえば、淳先生お気に入りの放送曲・・・テリーさんに感化されてしまったのでしょうか?
他の子どもがいない時は1242に合せています。



ささいな会話が多いのですが、今日はちょっとだけ違いました。
二人の子どもを乗せていたのですが、途中で会話が途切れることに気づきました。

よく聞くと・・・
「おまえ」・・・っと言いかけて名前で呼び直していました。

慣れないせいか会話の出だしが
「おま・・○○(名前)」になるのでテンポのよい会話ではありませんでしたが
その姿勢にとてもとても感銘を受けました。

っと同時に自分をふと見つめ直してみると
申し訳ないですが、私も「お前」という表現を使うことが正直あります。
それは直していかなければいけないと猛省しました。

言葉使いの大切さを小さな勇者さんに教えられました。


言葉使いの大切さ

礼儀正さ

道徳のある行動

どれも大切なことですが、とても伝えることが難しいことです。


公園に「ゴミを捨てるな!!」と書いてあってもゴミを捨てる人は後を絶ちません。
子どもに対して、僕達大人が「~するな!」と注意することも似たようなものだと思います。

だからといって注意しないわけにもいかない。
なので大切なのは、その方法だと思っています。



5年前アメリカのヨセミテ国立公園に訪れました。
そこには、日本の公園と同じように「ゴミを捨てるな!」
の表記がありました。


ただ

その言葉はずっとずっと魅力的で
ずっとずっと効果的なものでした。


“You may leave your footprint, you may take your memory”

残していいのは足跡だけ、持ち帰っていいのは思い出だけ


ようするに
「ゴミを捨てるな、自然物を破壊するな」です。
でも直接書くよりもずっと魅力的な表現方法でした。






「怒る」ということも無くてはいけないことで
大切なことだと思います。

でもそれ以上に僕達大人は子ども達に対して
魅力ある表現方法を使うべきだと僕は思います。


ただ、その術はいまだに持っていませんが。。泣



ただ怒るだけじゃない。
あの人の怒り方はなんか素敵だ。


そんな先生を目指していきたいと思います。




おしまい。

by f-table | 2009-09-29 21:30 | スタッフ日記
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