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バットの”声”

寒いですね。

今朝にかけての雪で、今日も思い切りグラウンドで活動することは出来ませんでした。
こんなときは、子どもには多分退屈であろう素振りです。

素振りは場所はあまり必要にならないのに、とても大切な練習です。
世界の王さんも畳一畳で毎日鍛錬していたのは有名な話です。

いつものように数を数えさせながら素振りを行っていたのですが、なんか引っかかるものが・・・
数を数えることだけに集中しすぎて素振りが惰性になってしまっているのではないか?

練習で声を出すという事はとても大事ですが、今日は静かに自分の動き、内面に意識を向けて“感じる”事に集中して回数ではなく時間区切りの素振りをしてみました。

「バットが風を切る音を聴く…」

「スイングスピード」を意識しながら素振りをするのと、「回数をこなす」ことだけしか意識しない素振りをするのとでは、同じ回数を毎日こなしたとしても、打撃力は天と地ほどの差がつくでしょう。

「ブ~ン」ではない、「ビュッ」でもない、もっと短く

『ブッッ』

ミートポイントで、『 ブッ、ブッ 』という、「風切り音」が聞こえているか?という点に意識を集中させ一振り一振り確認。

ポイント以外の場所で音が強いと無駄な所で力を使ってしまっていることになりますから、ミートポイントで音が短くて強いほど力が一点に集まり、強い打球が打てます。

「音が聞こえるかっ!? 自分のバットが風を切る音を出してくれているかっ!?? よくバットの“声”を聴くんだ!」
と、いいながら素振りをしました。

しかし、どんなに私が力んでも、まだ子どもですから『ブッッ』なんで素晴らしい音は出ません。
私でも今では『ビュッ』が限界ですから。

でもなんとか高校生ぐらいになる頃には、バットの“声”を聴けるようになって欲しいです。

・・・・・
・・・・・

『ブッ』

おっ!!素晴らしい音、誰だ!!

見渡す私・・・・・(ある少年、にやけ顔)

・・・・・ん、

あっ!なんか臭いな・・・。

実話です・・・・・。

by f-table | 2010-02-18 20:52 | スタッフ日記
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