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賭けと冒険




夜中にクーラーのスイッチを求めて俳諧するアメリカ人も
朝5時からWIIをしようと起こすアメリカ人もいなくなり
めっきり平穏な朝が続いています。

なんだかんだで寂しい朝です。

どうも、ちょっとウサギな道上です。



留学生が帰り、お盆突入。
慌しかった前半戦が終わりを告げ、平穏なFTでしたが
お盆明けの今週から、また大勢の子どもがやってきました。

たくさんお土産ありがとうございます。
スタッフ一同喜んでいます!!

引き続きお待ちしています!!!(笑)



さて太陽さんがヤル気満々な今日
センター南では、子ども達もヤル気満々にプログラム。

ピアノ、習字、ドッジボールと各々のプログラムに分かれます。
もっぱら僕は外を担当することが多いので室内のことが滅多にブログで
報告できずに申し訳ないです。

なんたって僕は字が汚い上に音感ゼロという
火曜日のプログラムでは外のプログラム以外で役に立つことが出来ません。
なので恐縮ですが、今日も元気良くドッジボールに行って来ました。



古今東西を通して、小学生に人気の種目といえば
そう、ドッジボールです。バラエティ・スポーツの中でも抜群の人気を誇ります。

1年生、2年生、3年生、4年生といますが
基本的にはみんな一緒に練習して試合に望むのが僕のスタンスです。

はじめは怖がる1年生も、何度かすると勇ましい戦士に変わっていきます。
その過程をみるのが楽しみなのです。それにFT上級生の球を受けて練習していれば
学校で同級生が投げる球なんて、全くおそるるに値しません。

今日も1年生をはじめ、みんな頑張っていました。
彼らが学校でドッジボール・ヒーローとして活躍する日も近いでしょう。


そんな平穏なドッジボールでしたが、途中から

「冒険だ」と言って、みんなより前に立ってボールを受けようとする
子どもが現れました。

おぉとか思っていましたが、

当たる→負けるのコンビネーションを繰り返していました。


確かに、前で捕ることが出来れば反撃までの距離も時間も短くなり
有利になります。
しかし、その前提は「捕る」ということなのです。

あまりにも連敗するので、辞めた方がいいとアドバイスしたのですが
男のプライドなのか、意地なのか、やめません。

二言目には
「冒険なんだ」っと言います。


「冒険」
確かに素敵な言葉です、人生をかけるに値する言葉です。

しかしボールを受け止めることが出来ずに連敗することは
「冒険」ではありません。

「賭け」です。


成功するか、失敗するのか
その成功確立が50%、もしくは50%以下のときに
勇気を振り絞り挑戦することは「賭け」です。

「冒険」という言葉は
成功率51%。わずか1%ですが、失敗より成功確立の方が高い時に
49%のリスクを取る。そのことを「冒険」というのです。

50%50%では「冒険」ではなく「賭け」なのです。
1%の見極め、そしてリスクを取る勇気
それを総じて「冒険」と称すのです。


力いっぱい子ども達に説明しました。
なんとなく分かってくれたのか、どうなのかは分かりませんが
みんな真面目に聞いてくれました。

さて、最終勝負はどうするのかな?っと
先ほどまでの冒険少年を見ていたら
今度は

「賭けだ!!」



っと元気良く叫んで前線へ

そして難なくアウト。




・・・・・・・・・・・そうくるか。。。


「賭け」と「冒険」の話より
ドッジボールのポジションを教えるべきでした。。

昨日のカンブリア宮殿の影響を受けた道上による
今日のFTのプログラムのお話でした。

おしまい。

by f-table | 2009-08-18 22:27
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