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黒船来園




1853年、浦和に黒船到来。

「泰平の眠りを覚ます上喜撰(蒸気船)、たった四杯で夜も眠れれず」
という狂歌が読まれた。


『上喜撰』とは当時の玉露茶の商品名で、濃いお茶であったため、飲みすぎると眠れなくなった。
たった四隻(杯)の外国蒸気船で国中が蜂の巣をつついたような騒ぎとなり、夜も眠れないでいるよ、
と揶揄している訳である。



あれから、156年



2009年、
Futureに黒船到来。

正確には、留学生を短期間ですが、お預かりします。

8月3日~11日まで横浜市の姉妹都市であるサンディエゴ(以下SD)
からの留学生のお世話をフューチャーテーブルですることとなりました。

その企画「日米ベースボールキャンプ2009」は横浜市とSD市、
横浜ベイスターズとSDパドレスが協力し12歳~15歳の子ども達が
野球を通じて文化交流をするというもので今年は横浜が舞台となります。

フューチャーテーブルで8月7日に行われる夏祭りに留学生10名が参加。
また、2~4名の留学生は野球や書道のプログラム、夕食など行動をともにします。
留学生はSD市や横浜市の基準をクリアしているため素行などの心配はありません。

ただし日本語は全く話せないので日頃の英語力を試したり、
本場の英会話を学ぶチャンスですので積極的にお声がけください。
留学生は主に午前中は交流試合、夜は横浜スタジアムに行ってしまいます。ご興味のある方はスタッフもしくは、フューチャーテーブルHP下にあるバナーをご覧下さい。
以下URLです。

http://www.sportsworks.co.jp/event/yokohama/index.html





短期間ではありますが生粋のアメリカ人と触れ合います。
世界を考えるfutureでは、是非多くの子ども達に触れ合って欲しいです。

世界から見た日本はいかに小さいか
常識とは何なのか

異国の文化を知るということはとても素晴らしいことです。
英語の話せる子は誰もおらず
向こうは全く日本語が話せません。

アメリカ人からすれば日本語は覚えるに値しない言語です。
英語が世界共通語ですから・・・


正直、良い気持ちの話ではありませんが、これが世界の常識です。
言語的なランクは僕が就職活動していた時には

英語
フランス語
スペイン語
中国語
アラビア語
・・・

日本語



でした。
良くて10位程度でしょう。


インターネットや交通機関が著しく発達した現代では
日々、新たな情報が更新されていきます。

真っ先に発信されるのは英語です。
まず、英語になって発信されます。

英語という分野においては日本の後進国ぶりは目に余るものがあります。
今までは英語が出来なくても。何とかなりましたが、10数年後には英語は話せて当たり前
そうなるように教育システムが構築されていると思います。


そうなると今の世代の子ども達は自分で勉強するしかありません。
悲しいことに、言語としては英語と日本語はほぼ対極の位置にあるとされ
最も習得が困難な言語の一つに入っています。

恥ずかしい話ですが、努力不足もあり
一年間アメリカの一人も日本人のいない地域で暮らして
、未だに習得できていません。


並大抵の勉強では習得出来ない言語なんです。
英語とは。


それでも、これから先の時代では必ず必要になります。
だって少子高齢化が急激に進む以上、どこかの段階で日本は
外国人を自国に労働力として受け入れなければなりません。

だってそうしないと経済が破綻しますから。


そうなってくると
「日本で働きたいなら日本語を覚えましょう」
なんて悠長なことは言ってられません。
なんたって
労働力を確保しないとおじいちゃん、おばあちゃんが生きていけないのですから


ここまでくると
もう言語の基準は間違いなく英語でしょう。



だからこそ英語が必要なのです。
僕は英語が出来なかった為に多くのチャンスを失っています。

だからこそ
子ども達には、英語を話せるようになってもらいたいです。



まだまだ無限の可能性を持つ子ども達
今のうちに少しでも英語に興味を持ってもらいたい。

大人になってから習得するのは何倍もの労力を使いますから・・・

英会話教室の大人の英語の先生では無く
同世代の子どもと触れ合うことこそが大切だと僕は思います。
そうすればアメリカ人だってポケモンの好きな目の色が違う友達だと
認識できるからです。


「なんか怖い」
このイメージを無くすことが出来れば、英語習得の最初の壁は壊せると
思っています。


短期の留学生ですが、一人でも多くの子ども達に触れ合ってもらいたいです。
素敵すぎる未来のために。


時間的には多くも取れませんが

5,6,7j日は夕食をfutureで

また7日は夏祭りに参加してもらいます。

9日はバスツアーで、東京を見物します。同じ東京でも
日本人とアメリカ人では気づくこと、興奮、感動するポイント
全てが違います。そんな滅多に出来ない世界を感じる体験
をしてもらいたいです。



目の色が違う
髪の色が違う
皮膚の色が違う
話す言葉も違う
あれもこれも違いますが、結局流れる血の色は赤いわけで
野球やサッカーが好きで
アニメやゲームが好きな同じ人。

新しい友達を少しでも多く知りたいから英語を好きになっていく
英語を勉強していく、それが最高の形だと思います。



どこまでそのお手伝いが出来るか分かりませんが、
英語学習への第一歩、些細な出来事、小さなきっかけ、
そんな新たな一歩につながればと思いアメリカ人の少年を受け入れます。

千里の道も一歩から
英語の道も一歩から

言葉が通じない相手に一歩踏み出すことこそが
新たなの道の始まりだと思います。



156年前に
勇気を持ってアメリカ人を始めとする異国人に接し、学び、そして
友になった人達が今の豊かな日本の礎を築いていきました。


同じことを僕は子ども達に期待し
それが出来る子ども達だと信じています。



英語へのチャンスを是非、掴んで欲しい。

保護者様の後押しにも期待しています。笑




あとは勇気だけだ!!!b>

by f-table | 2009-07-29 19:22 | スタッフ日記
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